みなさん。こんばんは川崎市の阿部です。
中野区の酒井さんより指名がありましたので、投稿させていただきます。
川崎市では、チャレンジ☆かわさき選手権(通称:チャレ☆かわ)という業務改善発表会を平成21年度から行っています。
只今、来年2月1日(予定)の7回目の開催に向けて絶賛準備中です。
この取組は元々、川崎市の職員提案制度を活性化するために始まりましたが、有志の若手・中堅職員(チャレンジ☆サポーター、通称:チャレ☆サポ)を中心に役所の既成概念に囚われず、自由な発想で企画・運営を行っており、私もこの有志職員の1人として第3~第6回までの企画・運営に携わらせていただきました。

チャレ☆かわで発表される業務改善事例は、各局・区長の推薦により事例を選定し、審査員と会場の票で当日に最優秀賞(市長賞)を決めて、その事例が全国大会で発表されます。この推薦のなかには、局内の政策提言発表会などを経て登録するチームもあります。
また、当日は特別企画として、局区長などの応援メッセージや庁内の研究成果報告とともに、他自治体の先進的な改善の取組を紹介していただいてきました。過去には、さいたま市の柳田さん、中野区の酒井さん、所沢市の林さんに御登壇いただき、来場した職員に笑いを提供してもらいながら、良い刺激を与えていただいております。

昨年度からは、発表会の企画・運営の他に、市長インタビュー、自分の身近な改善探し、近隣自治体や民間企業に訪問・交流(昨年度はさいたま市・㈱セブンイレブン-ジャパン・㈱オリエンタルランド)を通じて、その気づきをもとに広報紙の作成なども行っています。

完全手上げ制のため、年度によっては有志職員が数名という年もありましたが、OB・OGや同期職員などの協力を得ながら試行錯誤しながらチャレ☆かわをやり切った後のメンバーの顔立ちが出会った当初と変わっていることに毎年驚かされ嬉しい気持ちになります。
その唯一無二の経験が私にとって仕事に取り組む上での重要なインセンティブにもなっています。

4年間の改善活動を通じてでしか出会わなかったであろう庁内外の熱い人財との化学反応や未知の課題を身近に感じることができ、「自発的な改善体質は1日にして成らず」であると実感しています。
私が思う自治体の改善運動の魅力とは、普段からやりづらいな…と感じていることを自分発信で試行錯誤する経験を積み重ねた結果、「誰かの得となって、自分の徳として戻ってくる」ことに最大級の喜びを得ることであり、そこに中毒性があるのだと確信しています!

長くなりましたが、今後ともチャレ☆かわ共々、川崎市もよろしくお願いします。
また、自治体改善の輪も盛り上げつつ、全国大会でお会いしましょう!
それでは、所沢市さんよろしくお願いします。

第6回運営メンバー    kixtupuうなぎ

nakano   発表者