2018.09.01
学会発表
自治体学会 青森大会公募分科会「行政組織における“参謀機能”~首長と職員のかけ橋となって組織力を最大化~」に大阪市金谷一郎、尼崎市中川照文、京都府本田一泰が登壇しました。
地方創生の戦略実現には、地域の財とつながることが大事だが、行政組織内の首長と行政職員との間には、果たす責任と仕事観、組織観、人生観に違いがある。さらに、マニフェストを掲げ、スピードと成果を求める首長と、定数削減され、限られた予算の中で、複雑化する地域の課題と、多様化する民力の活用や協働、高度なリスク管理に向き合う職員との間のギャップは大きくなっている。
“参謀機能”とは、首長のリーダーシップのもと、トップダウンとボトムアップをうまく連動していくマネジメントである。自治体改善マネジメント研究会ではマネジメントプロセスの着眼点を明確にした「行政参謀ステップアップシート」を開発した。本分科会では、これをもとにパネラーから各着眼点における実践経験を紹介し、“参謀機能”の意義と向上策を探っていきたい。
●パネリスト
中川 照文(尼崎市企画財政局政策部長)
本田 一泰(文化庁地域文化創生本部事務局上席調査役)
浦本 佳行(京都府精華町総務部次長)
●コーディネーター
金谷 一郎(大阪経済法科大学)
21世紀社会総合研究センター客員教授)
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