NPO法人 自治体改善マネジメント研究会

成果報告会

2024.11.10

【開催報告】公務員の組織風土改善セミナー実践報告会(2024.3.23開催)の各報告動画掲載

各報告動画掲載

大変お待たせしておりましたが、3月23日の報告会における「2023年度公務員の組織風土改善セミナー」(実践コース)参加者のみなさんによる報告内容につきまして動画を掲載します。

「公務員の組織風土改善セミナー」は、自ら抱えている仕事の問題を周りの人たちと共に解決する組織風土改善アプローチをオフサイトミーティング活用のポイント学習と場づくりの実践から進める当研究会の活動のひとつです。

以下の項目名をクリックすると動画とリンクしています。「公務員の組織風土改善セミナー」での学びと職場での実践の積み重ねの貴重な成果です。みなさまの組織マネジメントにご活用いただくとともに、セミナーにぜひご参加ください。

01 オープニング:元吉由紀子(当研究会理事長)

年度末から新年度にかけては、今年の取組をふり返り、うまくいった点、今後改善していく点を整理して、次年度の取組に生かしていくことが大切です。行政組織では、特に近年部署間を横断した課題や、公民の連携を図る取組が増えてきました。それだけに、経営幹部、管理職のみなさんには、部署や公民の垣根を越えて横につなぐ組織風土・体質づくりに向けたマネジメントが課題になっているのではないでしょうか。

そこで、今年度からNPO法人自治体改善マネジメント研究会で実施している「公務員の組織風土改善セミナー」の実践者のみなさんからこの1年の取組の実践報告をいただく場を設けました。

管理職のリスキリングは、デジタルスキルだけではありません。 ぜひ組織マネジメントのリスキリングにお役立ていただければと存じます。

01 オープニング:元吉由紀子(当研究会理事長)

【実践報告1】 西川 展子(にしかわ のぶこ)和歌山県教育庁教育支援課 副課長 「教育と福祉のカタリバ2023 ~対話と実践の場づくりにチャレンジ~」

「家庭」を支援する同じ立場として、教育と福祉が連携できるよう、昨年からOSMによる両部局の担当職員の「対話の場」を設けて議論を重ねてきました。

昨年は目指す連携の姿を一緒に考え、今年度は関係課を増やして「教育相談支援」「訪問型家庭教育支援」の2つのテーマで、チームとして協働できる関係性づくりと 改善策の企画・実践にチャレンジしました。
とにかく基本に忠実に「場」を重ねてきましたが、運営進行は毎回、山あり谷あり。 2年越しで続ける中、試行錯誤したこと、体感した場と参加者の変化などを報告させていただきたいと思っています。

02 「教育と福祉のカタリバ」2023 〜「対話」と「実践」の場づくりに一緒にチャレンジ!〜:西川展子さん(和歌山県教育庁教育支援課副課長)のご報告

【実践報告2】 舟根 秀也(ふなね ひでや) 富山県商工労働部次長 「県庁プロジェクトチーム座長のつぶやき」

上期は基礎コースとして、「大阪戦略プロジェクトチーム」を運営するにあたり、オフサイトMTGをはじめホワイトボードMTGやシステム・デザイン思考をメンバーに 体験してもらいました。

また、下期は実践コースとして、富山県の令和6年度当初予算に盛り込んだ 「働きがいを実感できるウェルビーイング経営の推進」の具体的な施策を考える タスクフォースを運営しました。
発表会では、私が、どのような壁にぶち当たってどう乗り越えたか、 2つの運営に共通するファクターXなどについて報告させていただきたいと思っています。

03 「県庁プロジェクトチーム座長のつぶやき」:舟根秀也さん(富山県商工労働部次長)のご報告

【実践報告3】 荻布 彦(おぎの ひこし) 富山県職員研修所長 兼 土木農林DX・働き方改革PT統括担当 「プロジェクトチームでのオフサイトミーティングの活用と運営スキルの継承」

今年度発足した「富山県土木農林DX・働き方改革プロジェクトチーム(PT)」では、令和9年に1人1日1時間のウェルビーイング時間を創出することを目標に活動を進めています。

PTの6ワーキンググループ(WG)中2つにおいて、オフサイトミーティング(OSM)の手法を用いて運営を行いました。
丁寧な「ジブンガタリ」により心理的安全性を確保した上で、心の底にあるモヤモヤを出す「モヤモヤガタリ」にもたっぷりと時間をかけました。
最後には「ありたい姿」「私にできること」を描き、年度の開催を終える予定です。発表会では、WG運営の中で得たOSM運営スキルとその継承や、改革のBefore Afterなどについて報告します。

04 「プロジェクトチームでのOSM活用 『土木農林DX・働き方改革PT』の取り組み」:荻布彦さん(土木農林DX・働き方改革PT統括担当(兼 富山県職員所長))のご報告

【実践報告4】 柿沢 昌宏(かきさわ まさひろ) 滑川市副市長 「職員が働きやすく、改革を実践できる市役所づくりに向けた歩み」

滑川市においても、多くの自治体と同様に、日々の仕事に追われ、時代を見据えた新しい取組みを考える余裕がないといった閉塞感を感じていました。

こうした中、オフサイトミーティングの手法を活用し、R4年度には、まず市役所の非管理職全員との対話により、職員のモヤモヤ感の把握と改革(職員定数の大幅拡充など)。次に、意欲的な若手職員の研究会において、提案発表・実践を行いました。

さらにR5年度後半は、管理職による研究会を設置し、総合計画の改定に向け、新たに計画の理念、将来ビジョンを検討しており、これを市の経営戦略として職員に浸透させたいと思っています。 実践報告会では、今も続く苦労話ができればと思います。

05 「職員が働きやすく、改革を実践できる市役所づくりに向けた歩み」:柿沢昌宏さん(富山県滑川市副市長)のご報告

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