NPO法人 自治体改善マネジメント研究会

成果報告会

2025.02.27

募集中

【募集中】【成果報告会】2024年度 公務員の組織風土改善セミナー

2024年度「公務員の組織風土改善セミナー(実践コース)」に参加し、職場の課題解決と組織風土を改善する取組を進めてきたメンバーの中から4人が実践事例を報告します。

1 タイトル

2024年度「公務員の組織風土改善セミナー」成果報告会

2 日時

2025年3月22日(土)19:30〜21:30

3 場所

オンライン(zoom)

4 概要

(1)組織風土改善の実践ポイント紹介 行政経営デザイナー 元吉 由紀子

(2)成果報告
報告1 富山県 荻布 彦(おぎの ひこし)
「職員のウェルビーイングを目指して ~自治体初のセルフ・キャリアドックの舞台裏~」
報告2 公益財団法人横浜市国際交流協会 中村 暁晶(なかむら あき)
「過去にとらわれず、前向きな組織づくりに向けた取組 ~組織作りの前に人づくり~」
報告3 和歌山県 西川 展子(にしかわ のぶこ)
「教育と福祉の連携 ~カタリバチャレンジ2022-2024~」
報告4 人吉市 溝口 尚也(みぞぐち なおや)
「復興まちづくりの具現化のために ~フォーマルとインフォーマルの多重奏的取組~」

(3)次年度に向けて
ーーーーーーー
【定 員】50名
【費 用】無料
【当日ご用意いただくもの】パソコン(推奨)またはスマートフォン
【対象者】自組織をよりよくしたいと思っている方
・職場のメンバーとチームワークをよくして業務を円滑化したい
・自分自身のマネジメントに課題を感じ、工夫したいと思っている
・他部署・他機関との連携をよくして、協力し合う体制にしたい
・目の前の課題に追われ、新しいことにチャレンジできていない
など。

●発表者からのメッセージ

報告1 荻布 彦(おぎの ひこし)
富山県 職員キャリア開発支援センター所長 ・職員キャリア相談室長
「職員のウェルビーイングを目指して ~自治体初のセルフ・キャリアドックの舞台裏~」

オフサイトミーティングを利用した職場での取組を始めて5 年目になりました。定年(61 歳)を迎える今年度は、もう一度基本に立ち戻り、チームとしての仕事の進め方に取り入れてみました。
今年度新設された「職員キャリア開発支援センター」「職員キャリア相談室」では、自治体としては初めての「セルフ・キャリアドック」の導入を目指しています。
年度前半は息つく暇もなく過ぎ、年度後半にさしかかった11 月に、ようやくチームをふり返る余裕が生まれました。チームのメンバーはモヤモヤしてないかな、そんな不安から、ごく自然にモヤモヤガタリを始めてみようと思ったのです。さて、その行く末は?

報告2 中村 暁晶(なかむら あき)
公益財団法人横浜市国際交流協会 多文化共生推進担当課長
「過去にとらわれず、前向きな組織づくりに向けた取組~組織作りの前に人づくり~」

自ら仕事を創造することが求められる今の時代、カリスマ的なリーダーの存在に頼るのではなく、職員一人ひとりのマインドチェンジが大切です。自分の課題は、雇用形態がまちまちのチームを同じ方向に向かせ、やりがいと成果との両立ができる状態に引っ張っていくことでした。
まずは、オフサイトミーティングの手法を取り入れ、肩書やアイデンティティ、言語を超えて本音で話し合える関係性を築くところから始めました。仲良しにならなくても、共感できなくても、理解はできる。理解できるから、きつくてもやれる。中間管理職として、財団の転換期における試行錯誤をふり返ります。

報告3 西川 展子(にしかわ のぶこ)
和歌山県 教育庁生涯学習課 課長
「教育と福祉の連携 ~カタリバチャレンジ2022-2024~」

オフサイトミーティングを取り入れて、教育と福祉の接点づくりのチャレンジを続けて、今年度でとうとう 3 年目となりました。今回はこの3 年間のチャレンジを自分なりに振り返り、報告させていただきます。
課題と目的を探ることからスタートし、関係課の担当者がチームとなって対話とトライ&エラーを繰り返しながら、ステージを一段一段アップし、やっと現場で接点作りを実践することができました。試行錯誤を繰り返しながらの道のりはまさにクネクネ、たまにはどこに行ってしまうのだろう?って思う時もありました。でも、描いた連携のありたい姿に、確実に近づけた手ごたえは感じています。

報告4 溝口 尚也(みぞぐち なおや)
人吉市 復興政策部 部長
「復興まちづくりの具現化のために ~フォーマルとインフォーマルの多重奏的取組~」

豪雨災害からの復興まちづくりを進めるために、公民連携の仕掛けと仕組みが必須であり、国・県等行政機関や政治家、まちづくりの専門家や有識者、地域の民間事業者らと、垣根を超えたシームレスな連携が必要です。
その具現化のためにまちづくりのビジョンを共有し、フラットな関係性を構築するための体制「デザイン会議」を組成したものの、異なる立場や背景、強力な個性を兼ね備えたメンバーらと、ともに仕事を進めるためにはフォーマルな会議だけでは上手くいかないことが多々。そのために、適宜、インフォーマルな働きかけを重ねることを意識してきました。そこで見えてきた課題や問題点も皆さんと共有し、フィードバックをいただくことで、今後のより良い仕事に繋げていきたいと思います。

【お申し込み】

お申し込みはこちらから https://peatix.com

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