2022.01.01
掲載記事
今回の記事は、熊本県大津町の岩下潤次さんが執筆しました。
自治体の首長は選挙で選出され、トップが代わると、多かれ少なかれ何らかの変化がおきます。
熊本県大津町長は2021年1月に選挙が行われ、民間企業から町議に転身した若き候補者が当選しました。
これまでの行政経験を有する町長のリーダーシップとは異なり、金田町長は理論的で住民との協働、トップセールスに重きを置いて市政運営を進めてきています。
着任時の所信表明では、協働を軸に、多様な力を活かした相乗効果を発揮できる協働の町を目指すことを語りました。また、行政に依存せず、住民や外部の力を引き出し共助・互助の相乗効果を生み出そうとしています。
金田町長の人柄も表れてか、強引な変化ではなく緩やかな変化が進んできているなか、職員の中でも変化に戸惑いを感じつつも、行政組織としての対応が求められています。