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皆様、お世話になります伊勢市の谷口と申します。
よろしくお願い申し上げます。…
伊勢市ですが、カイゼン取り組みを改善しながら進めています。
まだまだこれからですが、若手の担当者が、庁内研修講座「カイゼン」受講後、「誰でもできる簡単なこと。当たり前にせないかん。もっとひろめやな。」とやる気を持ち、カイゼン新聞発行と頑張ってくれるようになりました。伊勢市は、平成18年度に業務改善制度が始まり、エントリー制度で発表もしました。
第一回目にグランプリをいただきましたが、「改善は、暇な職員がすること。」などの声があり、職場に、トロフィーや賞状を飾ることができない状況でした。
ただ、我が職場は、忙しいから、ミスを無くすために改善をせっせとするようになり、チームワークもよくなりました。にも関わらず、発表するための時間がないとか、しない理由など色々な声が聞こえてきて、数年で制度改正で発表なしになりました。
改善のための提案制度ができたけど、他の職場への要らぬ口出し、粗探しみたいになり、改善プロジェクトでやり方改善を提案し、今のやり方になりました。
なかなか浸透しないなか、やる気ある担当者の頑張りで、少しずつ定着してきているので、若い職員を巻き込んでやっていこうと私も、裏方でやっています。
以下、担当者からのネタ提供を基に紹介します。
まだまだですが、一歩踏み出したと思っておりますので、教えていただきながら、やっていきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
では、伊勢市の取り組み紹介に、少しお付き合いください。【伊勢市カイゼンの取組み】
平成23年度より、毎年、「1人1改善キャンペーン」という活動を実施し、職種や職位を問わず広く職員からカイゼンのアイデアを募集してきました。
しかしながら、カイゼンの提出が一巡したこと、活動がマンネリ化したこと等により、年々、アイデアの提出件数が減っていました。
特に、20代の職員については、「カイゼン」という言葉は聞いたことはあるものの、どのようなものか知らないという人もたくさん見られました。
また、「カイゼン」とは手軽にできる取組みであるにもかかわらず、最近では言葉だけが独り歩きし、すごく大変なもの、面倒くさいものという認識もありました。
平成27年度からは、「カイゼン」について改めて広く知っていただくために、「カイゼンニュース」を庁内全体に発行し、カイゼンとは何かということをPRし、具体的事例などを紹介しました。 また、「隗より始めよ」の考えから、事務局である職員課が率先的にカイゼンを行い、職場環境の整備などに努めました。
最近では、PRの効果もあってか、庁舎内を見回すと、至る所でカイゼンが行われているのが目に付きます。
どの窓口で何の手続きができるかが分かるように、手続きの内容を書いた看板を作る部署、来るサミットに向け、サミットまでの日数をカウントダウンするカレンダーを作り、課員の意思統一を図る部署と取り組みは徐々に広がってきています。
課題としましては、カイゼンがまだ個人レベルでの活動にとどまっていることです。現状、自分はカイゼンしたいけど、周りの目が気になってできないといった人が多く見られますので、カイゼンの輪を広げられるような工夫ができればと考えています。
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