はじめまして。熊本市役所の木村です。
宮崎県の矢野さんよりバトンを受けとりましたので、今回は熊本市の業務改善の取組について紹介します。

熊本市では、職員提案制度「わくわくチャレンジ」を設けており、これまで多くの改善提案が生まれています。「わくわくチャレンジ」という名称は、みんなが“わくわく”するような提案がどんどん湧いてきて、その実現や広がりに向けて積極的にチャレンジしていこうという想いから名付けられました。そして、平成26年度からは改善提案を幅広く全職員に向けて周知し、より業務改善の必要性と意識向上を広めていくために、改善事例発表会「KAIZENチャレンジ」を開催しています。「KAIZENチャレンジ」の事務局は熊本市総務局行政経営課にありますが、実際の運営は、庁内から集まった有志の職員の「チームK」(気軽に ここから 改善 くまもと)が携わっていて、昨年度の第一回KAIZENチャレンジは“ファーストペンギンになろう”をキャッチフレーズに、約240名が参加する大盛況の発表会となりました。そして、今年度1月中旬に開催予定の第二回は“挑めKAIZEN つなげペンギンリレー”をキャッチフレーズに、現在準備を進めているところです。

さて、なぜペンギンなのか?ペンギンには、大海原へ出ていく際に、最初のペンギンが飛び込むと皆が続くという習性があります。最初のペンギンは、海に入ってすぐに食べられてしまうなどリスクが存在するのですが、誰かが飛び込まないと皆エサを食べられません。このような、危険を顧みず勇気を持って飛び込む勇敢なペンギンを“ファーストペンギン”と呼ぶことから、熊本市も職員一人一人が改善に向けて勇気を出して一歩を踏み出そうという想いから“ファーストペンギンになろう”というキャッチフレーズが生まれました。

第二回となる今回は、私も含め入庁3年目のメンバーが運営幹事をつとめ、第一回に出来なかったことや改善にチャレンジしています。私自身、市直営の清掃工場に勤務する技術系職員なので、本庁舎との地理的な不便さもあり、定例打ち合わせや進捗管理など大変なこともありますが、メンバーのチームワークで順調に進んでいます。
是非とも熊本市の「KAIZENチャレンジ」も注目して下さい!

長くなりましたので、熊本市の紹介は終わりとし、次のバトンを福岡市につなげます。
福岡市の立石匡志さん、よろしくお願いします!

熊本市3  1熊本市