当町では、平成25年度から、町長の施政方針に基づき業務改善運動(通称 SKIP運動)をスタート、他の自治体を参考にしながら取り組んでいたところですが、実行委員会では「ゴールが見えない」「誉めるだけではダメじゃないか?」「このままでは続かない」こんな声が聞こえていて、事務局を務める私としても、このままではいけないと感じていました。 そんな中で参加したカイゼンサミットin新潟ではたくさんの気づきをいただき、帰りの新幹線で読んだ「地方が元気になる自治体経営を変える改善運動」は、まさに今、実行委員会で悩みながら進もうとしている方向性に対して、とても心強い一冊になりました。 経営力改善の5つの改善として、それぞれの組織の目的により「改善」の目的というご指摘についてもハッとさせられ、当町が組織として今取り組まなければならない課題が何なのかを考えるきっかけになりました。 また、それぞれの自治体の事例も、今までの取組みの歴史から、新たな気付きや、折れそうになっていた心に、少しの勇気をいただきました。

平成27年度に向け、当町の業務改善運動実行委員会では、2年間の振返りを行い、目指す姿と現在地が少し見えてきました。 これからも、何度も読み返し、考えながら前進していきたいと思います。