まず、「改革」と「改善」の違いを改めて認識させていただきまし た。我々はトライアンドエラーが認められにくい組織ですので、「改善」の積み重ね、ちょっと変えてみる、を続けることが大事だと思いました。

改善運動のボトルネックの一つとして、改善しても 差がわかりにくい役所仕事、があげられていましたが、ここをいかにクリアしていくか、 モチベーションを持ち続けることができるか、が課題だと感じました。このことから、以前に読ませて頂いた本「どうすれば役所は変われるのか」 の中にあった、スポンサーシップの重要性を再認識しました。

私にとって、組織と個人の目標の混在、は陥っている現状そのものではないかと。常に意識をそこに持っていないと、協働・協創は遠いと改めて 考えました。

また、各自治体の具体例を示して頂いたので、身近に感じ、読みやすかったです。特に南伊勢町の事例は、町長始め皆さんの顔が浮かんできて一層読進められたと思います。

今後も改善の輪が広がりますよう、私も、ちょっと変えて みる、を心がけていきます。