先週、金曜日ですが、私酒井と、さいたま市柳田さんとで上尾市にお邪魔してきました。
上尾市では、昭和40年代から「職員の士気高揚と事務効率の向上に寄与すること」を目的に改善提案制度を導入して、運用されてこられました。しかし、近年提案の件数は減少してきています。改善提案制度が何のためにあるのか、上尾市の目指す姿とどう制度が結びつくのかなどをお伺いする中で、やはり改善提案制度自体が単独で運用されていた実態があることが分かりました。…
中野区でもあったことですが、制度所管がコロコロ変わるなど、面倒くさい制度・事業の押しつけあいみたいなこともあったとか。
何のための制度で、他の市の経営システムとの関連性などを再整理する方向性で、上尾市のみなさんで考えていくとのことでした。
一方で、行政課題グループ研修というものがあり、昨年度は、若手3人が事務改善について、自治体にアンケートをとったり、ヒアリングをして、3月に報告書をまとめらていらっしゃいました。その報告がとても良く考えられていて、素晴らしかったです。
ヒアリング、懇親会を通して、上尾市の若手はみなさん元気で、問題意識も強い印象を受けました。若手の報告書も活かしながら、上尾市の改善運動の再スタートが切られればと思いました。また、上尾市にお伺いしたいと思います。